学校医(錦小学校)を長年務めたとして、教育委員会より感謝状をいただきました。
私自身も錦小学校の出身、そして私の母、息子たちも卒業生です。
3世代にわたって何と80年以上のお付き合いという事になります。
RETURN TO BACH/日下紗矢子(Vn)
バッハのシャコンヌ、ヴァイオリンソナタ等が収録されたアルバム。
実に美しいバッハです。シャコンヌでは「夜空に音のアーチがかかり、きらきら舞いおちてくる」そんな感覚でした。
弓遣いにピリオド奏法(古楽器の奏法)をうまく取り入れており、清々しい響きです。そして独特のスピード感にわくわくします。
シューベルト・即興曲集/内田光子(p)
漆黒の湖面に浮かびくる白い音達・・・そんな印象です。
いつまでも聴いていたい不思議な心地よさを覚えます。
「弦を振動させる」という点について、内田さんは常に細心の注意を払っているようです。
鍵盤を叩きつけず、まるでヴァイオリンの弓遣いのような意識で ピアノの弦を響かせている。
その結果、しっかりしていながら柔かい、そして多彩な音色をもったピアノになっているのではないでしょうか。
また響きに濁りがないのも心地よさにつながっているように思います。
これは内田さんの特長が最もわかりやすいCDだと思います。
これを聴いて、彼女の弾くベートーヴェンを理解する上でのヒントを得たように思います。